ぽんこつ鳩子さんの「民泊1年生の教科書」読了:民泊のリスクとチャレンジについて

不動産投資

ぽんこつ鳩子さんの書籍「民泊1年生の教科書」を読み終えたので、今感じていることを書き記しておきたい。

この本を読み終えて、民泊に興味を持つ気持ちは変わりはなく、実際に民泊に挑戦してみたいという気持ちはさらに高まってきた。ただし、当然のことながら民泊事業に対する難しさやリスクもあることがわかったので、それらをきちんと把握した上で進めたい。

明日(7/17)の出版セミナーに参加することも決めたので、そこでの出会いや学びもとても楽しみ。同じ興味を持つ皆さんと会話できる機会がありがたい。

私にとって、もっとも大事なポイントは「最初は小さく始める」というアドバイスだった。(小さく始めるは不動産賃貸業でもよく言われますよね。)

民泊事業は不動産賃貸業(大家)と比較するとノウハウが広まっていなく、失敗やトラブルの対処方法に迷うことも多そうだ。民泊を事業として進めていくうえで、もしも自分に合わないと感じたら撤退できるようにしておきたい。

本を読みながら、民泊のアプローチの方法はいくつかの方法があることがわかった。マンションか戸建か、転貸か購入かなど、スタートの時点で考えなければいけない点がある。小さく始める視点から考えるとまずは転貸が良いかもしれない。

私は地方に住んでいるため、地方向けのオススメの方法が書籍に書かれていた。具体的には、戸建てや駐車場付きの物件がオススメだ。静岡というロケーションは富士山が魅力なので、その点をアピールできる物件探しをしてみるのも良いかもしれない。

本を読む前は、25㎡程度のワンルームを借りてスタートするという方法も考えたけど、駅前のビジネスホテルが競合になりそうだ。ビジネスホテルの価格を調べてみると宿泊費はそれなりに安価だ。ワンルームで勝負する場合は民泊ならではの差別化が必要になるのかもしれない。

民泊のリスクは(不動産賃貸業とを比較すると、)固定費を払い続けることだと感じた。転貸費用(物件家賃)もあるし、清掃などにかかる人件費もある。運営をスタートさせてからも、時間・金・人などのリソースを費やす必要がある。これが不動産賃貸業とは違う。

不動産賃貸業では入居者が決まれば、毎月の家賃収入が安定的に入ってくる。もちろんトラブルが起きた場合には対応する必要があるけど、時間的な負担が少ないことはサラリーマン大家には大きなポイントだ。

これらのリソースを考えると、民泊はできるだけ自宅から近い物件でスタートさせたい。勤め人の通勤経路に近い物件にすることで、出社前後に立ち寄ることができ、やる気次第で立ち上げることができそうだ。

他のリスクとして、民泊は毎月の収入に波がある可能性がある。 季節や地域のイベントなどにも影響するはずだ。 収入と支出の差が良いときは安心だけど、逆にカツカツだと精神的な負担が大きくなりそうだ。

私は現在4軒の戸建てを所有し3軒に入居いただいるので、その収入で民泊の波はある程度吸収できるはずだ。そのこともあり、民泊にチャレンジしてみようと考えることができている。

まずは、小さく始めようと思う。

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