押入れの床が柔らかい、DIYでどうする?

3号物件

押入れの中を人が歩く機会は少ない。

押入れの床に使用される木材はあまり厚みがなく、人が歩くとミシッミシッと音を立てることが多いことに、築古戸建のセルフリフォームを行って気が付いた。

布団や衣装ケースなど設置面積が大きいものは、圧力が一点に集中せずに分散されるので、そのような押入れの利用方法が一般的だとを考えると、強度をそれほど必要としないのだろう。

3号物件は築50年ほどで、押入れの床の表面のベニヤは剥がれ、大人が歩くと床が抜けるほどに強度が失われていた。釘の位置から下地である根太がある部分を推定して歩く必要がある。

これってどうやって補強すれば良いのだろう?

床材をすべて剥がして同じ厚みの床材を取り付けるのがベストな選択だと思う。でも自分で作業すると隙間ができそうで心配だ。

同じ地域の築古DIYerに相談したら「木材を重ね張りしたことがある」とのヒントを得た。今回はこの方法を採用し、上から新たな木材を重ね貼りすることにした。

ホームセンターのベテランっぽい店員さんに相談したところ、5mm厚のラワンベニヤ材をオススメされたのでそれを購入した。

いつも下地材で使用している針葉樹合板よりも表面が滑らかで、たしかにラワンベニヤ材の方が良さそうだ。しかも5mm厚なので価格的な面でも持ち運びの面でも魅力的だった。店員さん、ありがとう。

加工は簡単だ。押入れの床サイズを測って、ラワンベニヤ材の端部を切り落とすだけ。

それを根太がある位置に合わせて釘を打ち込んでいくだけ。

仕上がった押入れの中を、試しに歩いてみた。床が丈夫になったことが実感できた。強度は問題なさそうだ。

敷居からは5mmの段差ができたけど、使い勝手としては大きな問題はないだろう。

今回はアドバイスをいただきながらDIYに挑戦することができた。仮に失敗していたとしても、反省して次に活かせば良い。業者さんに依頼すれば修復もできる。

今後もDIYにチャレンジして、自分で作り上げたものを見て喜びながら進めていきたい。

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