夢見る息子と現実的な親、息子の一人暮らし計画

家族のこと

春、それは出会いと別れの季節── そして、新生活準備で親の財布が軽くなる季節でもある。

我が家の次男も、この春から一人暮らしを始めることになった。 親としては心配と期待が入り混じるものの、とりあえず必要なものを揃えねばならない。 ということで、貴重な日曜は家族でショッピングモールへGO!となった。

一人暮らしへの憧れ VS 親のリアルな目線

「やっぱり電子レンジはフラットテーブル型がいいな!」

「冷蔵庫は160Lぐらい欲しいよね?」

「ドライヤーはあれこれ…」

──といった息子の拘りがいちいちひっかかる。

息子よ、お前のそのキラキラした目は分かる。 初めての一人暮らし、好きなものに囲まれて夢の生活をしたい気持ちは痛いほど分かる。 だが、親の目は現実を見ている。

「最初は安く抑えとけ。いずれ『これじゃダメだ!』って思ったときに、良いものを買えばいいんだ。」

そうアドバイスするも、

「でもこれ、長く使うものだし……」

と反論してくる息子。 いや、君、大学卒業したらまた引っ越すでしょ? 4年も経たずに「新生活第2弾」が来るんだよ?

学生生活における『贅沢』とは?

別にケチりたいわけじゃない。 ただ、学生のうちに「身の丈に合った生活」を知ることは大事やと思う。

初めから贅沢なものに囲まれていると、それが普通になる。 でも、いずれ社会人になったときにその生活レベルをずっと維持できるかどうかは別の話。

「親が買ってくれるうちに、いいものを……」という考えがチラついているのかな? まぁ、その気持ちはわからなくもない。

社会人になってから「これが自分の実力で手に入れたモノなんだ!」という喜びを知ってほしい。

ということで、

「とりあえず必要最低限で。贅沢は自分の稼ぎでしよう。」

と締めくくり、攻防戦を繰り広げた

まとめ

一人暮らしのスタートは、人生の大きな転機のひとつ。 親としてはあれこれ言いたくなるけど、最終的には本人が学ぶしかない。

「こんなに大変だったのか!」 「意外とこれで十分だったな。」

──そう思う日が来るのも、一人暮らしの醍醐味。

さぁ、息子よ。

限られた予算とスペースの中で、 最高の一人暮らしを楽しんでくれ!

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