昨夜はウェビナー「ニーノの部屋」に参戦した。
ゲストは元信金支店長で現在は独立された猫山課長さん。20時に始まったウェビナーは、気づけば深夜24時近くになっていた。約4時間の超ロングコース。
猫山課長さん、ニーノさん、熱い時間を本当にありがとうございました。
今回のタイトルは「不動産に特化した決算書」。これがとにかく深かった。
私は簿記2級とFP2級を持っている。資格試験の勉強はしてきたし、決算書はある程度理解できているつもりだった。でも、それは大きな思い上がりだった。
不動産に特化した視点でB/S(貸借対照表)やP/L(損益計算書)を読み解くと、これまで見ていた景色がガラリと変わる。表面上の数字を追うことと、金融機関がその数字をどう評価するか。これは全く別次元の話だ。自分の立ち位置を客観的に見つめ直し、戦略を再整理できたのは大きな収穫だった。
今回、一番心に刺さったのは「融資側のマインド」だ。
投資家は常にリターンを追い、資産拡大に必死になる。対して金融機関は徹底的にリスクを避け、貸した金が確実に返ってくるかを冷徹に見極める。
立場は真逆。普通に考えれば分かり合えるはずがない。だからこそ、相手の「言語」を学び、彼らの考え方に歩み寄る努力が必要なのだ。向こうの土俵で相撲を取るための作法を知らなければ、土俵にすら上げてもらえない。
特に、金融機関とのコミュニケーションの重要性が身に沁みた。
以前、AIに相談した際に「物件探しより、まずは信金担当との会話が先だ」と諭されたことを思い出した。あの時は「まずは物件がないと話にならないのでは?」と半信半疑だったが、あの助言は真理だった。
金融機関の担当者も一人の人間だ。数字だけで判断されるようでいて、最後は「この人に貸して大丈夫か」という信頼関係がモノを言う。最近も信金に何度か足を運んでいるけれど、まだまだ通い足りない。もっと泥臭く接点を持つべきだと確信した。
猫山課長さんの著書『銀行マンの凄すぎる掟』も、ウェビナー前から読み進めている。年齢が近いせいか、語られる組織での葛藤やキャリアの決断、その生き様に共感しかない。内側から見た「リアル」を知ることで、厚い壁のように感じていた金融機関が、少しだけ血の通った存在に思えてきた。
大家としての経営を、単なる「物件の修繕」や「客付け」だけで終わらせてはいけない。財務という最強の武器を磨き、金融機関とパートナーシップを築くこと。それができて初めて、真の不動産経営ができるのだと思う。
まずは週明け、また信金に顔を出してこよう。物件を持ち込むのではなく、まずは顔を見せ、対話を重ねる。ここからまた何かが始まる予感がしている。
DIYで手がボロボロになるのも楽しい。けれど、頭をフル回転させて数字と向き合う時間も、同じくらい大切にしていきたい。

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