法人6期目の確定申告と納税をすべてオンラインで終わらせ、ようやく肩の荷が下りた。
もちろん税理士の力は借りず、すべて自分一人。正直なところ、うちの会社はまだそこまでの売上規模ではない。税理士を雇うような資金的な余裕なんてどこにもないのが現実だ。だからこそ、自分の頭と手を動かして乗り切るしかない。
でも、今の時代、クラウドサービスを駆使すれば一人社長でもなんとかなる。日々の仕訳はマネーフォワードクラウド、申告書の作成は全力法人税。この二つの連携だけでもかなり強力。
さらに今回は、生成AIのGeminiが頼りになる相棒として大活躍。作業中に「この勘定科目はどう処理すればいい?」「この画面のエラーはどう直す?」といった疑問が出てくるたび、画面キャプチャをそのまま貼り付けて質問を投げた。すると、まるで優秀なアシスタントのように、瞬時にピンポイントで解決策を教えてくれる。この頼もしさ。おかげで、作業がわずか1日で完了した。お金をかけずにテクノロジーの進化の恩恵をフルに受ける、これこそ弱小個人法人の生存戦略だ。
こうして仕上がった今期の決算書を眺めると、実に感慨深い。今期は思い切って6号棟と7号棟の2軒の物件を購入したため、借入額は一気に跳ね上がった。一瞬その金額に目眩がしそうになるけれど、それと同時に資産も大きく膨らんでいる。
さらに、5号棟と6号棟の客付けがダブルで成功したことが非常に大きい。家賃がしっかりと入るようになり、全体の売上高は一気に向上。もちろん、しっかりと黒字も維持できている。融資の審査に出しても全く恥ずかしくない、実に健全で「悪くない決算書」に仕上がった。
そして、来期からはさらに一歩を踏み出す。これまでは私も妻も役員報酬を一切受け取らず、完全にボランティア状態で会社を回してきた。しかし、6期目を終えて会社にようやく体力がついてきた。そこで、ごくわずかではあるけれど、来期から妻へ役員報酬を支払うことに決定。これによって本業収入から割り振っていた分の生活費をおさえ、新NISAに回すことにした。
さらに、ちょうど7号棟のリフォームが終わったばかり。ここから客付けをスムーズに進めることができれば、来期の売上高はさらなる向上が期待できる。
融資を引っ張り、DIYでリフォームを施し、客を付け、そして自力で確定申告まで駆け抜ける。この泥臭いプロセスこそが大家業の醍醐味であり、一番面白いところだ。納税もすっきり終えたことだし、明日からまた次の仕込みに向けて、地道に、だけど着実に突き進んでいく。

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