本日も絶賛勤め人のお仕事中。Excelとにらめっこしていたその時――スマホがブルブル震えた。
着信:「2号戸建 隣人より」
うわ、またか……。嫌な予感しかしない。もう、この名前だけで胃がキュッと縮む。
この物件は、ペットOKにしている。理由はシンプル。入居率が上がるし、ペット愛好家の需要も根強い。でもね、ペットOK=クレームOKじゃない。今回もご多分に漏れず、隣人からのクレーム祭り、堂々開幕!
「玄関の前に猫のフンがあって、うちに来たお客さんが踏んだ!大騒ぎになった!なんとかして!」
……とのこと。いやもう、完全にカオス。
(以前も似たようなクレームを記事にしてます → 関連記事はこちら)
しかも「いつも注意してるんだから、大家さんからも言ってください!」と怒りの矛先は私へ。まるで私が猫だったかのような勢い。
たぶん、真実なんだろうなぁ。だって「またか」と思った時点で、私の心はすでに隣人側に傾いている。大家の悲しいサガである。
というわけで、入居者さんに連絡。
・猫のことで苦情が来ていること
・私は現場を見ていないので真偽は不明なこと
・できれば隣人さんと良好な関係で過ごしてほしいこと
・トラブルが増えると私も困るので避けたいこと
この4点をお伝えした。
入居者さんはすぐに謝罪。「すみません、気をつけます」とのこと。
……あ、やっぱり心当たりあるのね。濡れ衣だったら即否定するはずなので、これはもう猫のマーキングプレイの可能性大。
それにしても、3年前にこの物件に入居してくれてから、ついに4年目突入。家賃をいただけるのはありがたいけど、年1回以上のペットクレームはちょっとキツイ。
まぁ、隣人さんも「今回はこれで」と納得してくれたので、どうかこのまま平穏に……と願うばかり。
それにしても、大家業って本当に色んなところで「踏まされる」仕事だなぁ、と痛感した一件だった。
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