ベテランも若手も、レバ派も戸建派も。だからこの会は面白い

静岡大家の会

つい先日、「静岡大家の会・東部コミュニティ飲み会」に参加してきた。
参加者は9名。少数精鋭だが、みんな濃い。

思えば、私がこの会に参加してからもう4年。
最初の頃はガチガチに緊張していた。
それが今では──。
「おつかれっす!最近どうっすか?」と、ほぼ居酒屋の常連みたいなテンションで乾杯している。
人間、4年も顔を出せばだいぶ図太くなるものだ。

今回のメンバーも実にバラエティ豊か。
年上のベテラン大家さんもいれば、若手で勢いある人もいる。
「レバレッジこそ正義!」という攻めの方もいれば、私のように“戸建てでこつこつ派”も。
正直、ここにいると「不動産に正解なんてないんだな」と毎回思い知らされる。
同じ“大家”でも、スタイルも価値観も十人十色。
それがまた面白い。

会話の内容もディープだ。
「融資枠どうしてる?」とか「管理コストどこまで下げてる?」とか。
気づけば酔いより先にExcelが頭の中で立ち上がっている。
勤め人の飲み会では絶対にできない会話だ。

大家業って、孤独になりがちだ。
数字とにらめっこして、銀行と交渉して、現場では一人で埃まみれ。
そんな世界で、同じ目線で話せる仲間がいる――それが、何よりありがたい。
派手さよりも、“去らずに続けること”。結局、それが一番大事なんだと思う。
成功とか規模よりも、“続けていられる環境”があることこそ宝だ。

帰り道、駅のホームで思った。
このゆるい距離感がいい。
頑張りすぎず、でも前には進む。
そんな静岡東部の大家たちに――今夜も乾杯。

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