今週は、気づいたら金曜日になっていた。
え、もう終わり? タイムスリップでもしたのかと思うほどのスピード感だった。
理由は明白。勤め人仕事がバタついたのだ。
報告が立て続けに入り、会議と資料作成のループ地獄。
しかも天候が不安定で、富士山は初冠雪。季節が一気に進んだ気がする(……が、写真は撮り忘れた。SNS的に痛恨のミス)。
咳が出て、痰も絡み、「これは風邪か?」と身構えたが、熱はない。だるさもない。
勤め人としては「行けるっしょ」と出社する。だが夜になると、「あ、やっぱ疲れてる」と気づく──完全にいつものパターン。
そんな状態で迎えた金曜日、パソコンを閉じた瞬間に思わず深呼吸。
「ふぅ……生きてるだけでえらい」と心の中で自分を褒めた。
年々、この“週末の達成感”が増している気がする。歳のせいか、責任のせいか──たぶん両方だ。
一方、裏では大家業も着々と進行中。
6号物件の塗装作業がようやく完了。長かった……!
あの鉄骨のサビと格闘した日々よ、もう戻ってくるな。
あとは掃除をして入居を待つばかり。内見はすでに2件。反応は悪くない。
「うーん、家賃がちょっと……」という交渉もあったが、これは想定内。
この時期に築古を見に来てくれる人は、きっと“掘り出し物ハンター”だ。
もう1件内見が入ったら、思い切って賃料を見直すつもりだ。
家賃調整は「負け」ではなく「戦略」。不動産賃貸業って、結局は“柔軟さの競技”なのだ。
というわけで、今週は勤め人としても大家としても、なんだかんだでがんばった一週間。
咳はまだ残っているが、きっと睡眠で治るはず。
今週末は、作業をそこそこに抑えてみようと思う。

コメント