半休サラリーマンの大冒険!役所めぐりから保険契約まで

6号物件

今日は勤め人仕事を午前で切り上げ、午後からは大家業に全集中。
6号物件の融資決済を来週に控え、提出書類を一気に片づける日だ。しかも最後には火災保険の契約まで待ち構えている。半日でここまで詰め込むあたり、サラリーマン大家のスケジュールはなかなかのハードモードである。

まずはウォーミングアップとして郵便局へ。収入印紙を購入したが、毎度のことながら「数千円で紙切れ1枚…ほんとに紙代じゃないよね?」と心の中でツッコミを入れる。それでも契約書には欠かせない大事なアイテム。いわば“裏ボスへの挑戦券”だ。

次のステージは役所めぐり。
固定資産税の納税証明を手に入れるため、市内の役場を三ヶ所ハシゴ。そのうち一つは自宅近くの役場で、ここでは法人全部事項証明、法人印鑑証明、個人印鑑証明もまとめて取得。証明書フォルダが一気に充実し、コレクションが揃ったときのような高揚感に包まれた。

さらに税務署に立ち寄り、法人の納税証明を確保。バッグの中は紙切れ数枚で軽いはずなのに、精神的には金塊を抱えて歩いているような重みを感じる。

そして金融機関へ。
机に積み上がった契約書や同意書に、ひたすらサインと押印を繰り返す。銀行員さんが「次はこちらにお願いします」と淡々と差し出すたび、心の中で「スタンプラリーか!」と叫びながら、右手は機械のように動き続けた。終盤には握力がほんのりゼロに近づいていた。

締めくくりは喫茶店。
いつもの保険担当さんと合流し、火災保険の契約を締結。テーブルにはアイスコーヒーと契約書。おしゃれな店内なのに、“映え”とはほど遠い光景だが、物件に安心を宿す大切な一歩となった。

こうして午後の五時間で、郵便局・役所三ヶ所・税務署・銀行・喫茶店を踏破。体感はフルマラソン。帰宅後はソファに倒れ込み、しみじみと「今日も大家業を走り抜いたな」とつぶやいた。

不動産活動は派手な瞬間より、こうした地味で確実な準備の積み重ねが命綱だ。今日の半休も、未来のキャッシュフローにつながる確かな一歩となった。

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