純米酒で締めくくる金曜日の一日

5号物件

今朝も、出社前に物件へ寄った。

やることはゴミ捨て。可燃ごみ3袋をゴミ出しコーナーに出してから出社した。大家業といっても、こういう雑務の積み重ねが案外大事なのだ。

そして一週間がようやく終わる金曜日の勤め人仕事帰り。今日はもう一度物件に寄ろうと決めていた。なぜならパイセンが作業していると聞いていたからだ。

差し入れの缶コーヒーを持って、勤め人モードから大家モードに切り替えて現場へ向かう。

案の定、パイセンは押入れのベニヤを貼っている最中だった。築古戸建ての押入れは劣化でボロボロになりがちだが、そこをきっちり整えてくれていて、見違えるようにきれいになっていた。

私は「お疲れさまです!」と声をかけ、作業の進み具合を聞きながら少し立ち話。ほんの短い時間でも、こうして現場で会話を交わせるのは嬉しいものだ。

今日は帰宅する用事もあったので長居はせず、そのまま家へ。金曜の夜はもちろん宅飲みだ。

最近は日本酒にハマっていて、とくに純米酒ばかりを選んでいる。昨年、友人に「醸造アルコールの入っていない酒を飲んでみな」と勧められ、その美味しさに開眼したのだ。米の旨みがダイレクトに届く一口の衝撃を味わって以来、冷蔵庫の定番は純米酒になった。

こうして私の金曜日は、朝のゴミ捨てから始まり、夜のパイセンとの語らいを経て、最後は日本酒で締めくくられる。勤め人と大家の二足のわらじはときに慌ただしいが、こういう1日があるから続けられる。

きっと、いい週末になりそうだ。

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