先輩が教えてくれた、軍手と安全と男のロマン

リフォーム

サラリーマンを早期引退された先輩のお宅にお邪魔してきた。
「大家仲間かな?」と思ったら、意外にも大家業はやっておらず、趣味はもっぱらDIYとのこと。
いやいや、そのレベルはもう趣味の域を超えてる。

「ようこそ」と案内されたのは……なんと秘密基地!
子どもの頃に夢見たあの「秘密基地」、大人が本気で作るとこうなるのか、という完成度。
工具が壁一面にズラリ。ドライバー、インパクト、ジグソー、見たことない謎の機械まで勢ぞろい。
私もそこそこリフォームやってる身として、工具にはそれなりの誇りがあったけど、正直言って……完敗です、先輩。

この先輩、引退後にお会いするようになり、私がこっそりやってる不動産活動(という名の自力リフォーム)に興味を持ってくれた。
ちなみに、現役の同僚には一切話していない。「こっそり副業系大家」は信用第一。どこから会社に漏れるかわからないので、秘密主義を貫いている。
でも、先輩はもうリタイア済み。口が滑っても会社に波風は立たないので、安心して語らせていただいた。

そんな先輩とのDIY談義で、グサッと心に刺さった話が一つ。

「安全対策は道具より大事だよ」

先輩は過去に何度も小さな事故を経験しており、そのたびに安全装備の重要性に目覚めていったそうだ。
中でも特に印象的だったのが、軍手の話

私は普段、100円で買った軍手で作業してたけど、先輩曰くそれは「ほぼ裸で戦場に行ってるようなもん」らしい。
先輩は昔、カッターで指をザクッと切ってしまったことがあり、そこから耐切創(たいせっそう)性のある軍手を使うようになったとのこと。

……正直、反省した。
私もカッターで壁紙切ったり、電線を加工したりと、刃物使いまくってるのに、軍手は「なんとなくつけてる」レベルだった。
これはいかん、と先輩宅を出た足で、近くのホームセンターへ直行。

でも、そこで待っていたのは軍手の迷宮。

耐切創レベルがAからFまであり、「どれを選べばいいのかまったくわからない問題」に直面した。
まさか軍手でこんなに悩む日が来るとは……。

結局、よくわからないままホームセンターを後にし、ネットで調査開始。
それでもやっぱりピンとこなかったので、最終的には口コミの評価がそこそこ良かったミドリ安全の耐切創手袋(レベルF)をポチッと購入した。

やっぱり、日本メーカーの安心感って大きい。
一応、私もメーカー勤めなので、安全対策にかける想いはなんとなくわかる。

ということで、次のリフォームからは“最強クラスの軍手”で作業に挑む予定だ。

DIYや不動産のセルフリフォームをする際は、安全第一で。
命あっての不動産投資なので!

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