そう、今回はその石膏ボードを使って「玄関横に壁を作る」というミッション。
「普通、玄関って最初からあるでしょ?」というツッコミは甘んじて受ける。でもね、私が相手にしてるのは昭和築の戸建。前オーナーがけっこうな玄関リフォームを行い、迷子になるレベルだった。
というわけで、旧・脇から入るスタイルだった玄関を、「正面突破型玄関」にリノベーション。いかにも“家っぽい”顔をつけてあげたのだ。
壁づくりって…楽しい。
さっそく買ってきた石膏ボードをぺたぺた貼る。
カッターで切って、インパクトとフロアスタッカー(本当は床用だけど)でバシバシ止めていく。
この瞬間、自分がまるでリフォームの匠になった気がした。
――実際は素人DIYおじさんだが。
そして、私の密かな見せ場がスイッチの設置。
電気工事士の資格を持つ身としては、「ここは俺にやらせてくれ!」と誰も頼んでないのに一人で盛り上がって作業。
配線して、通電して、ちゃんとパチッと点灯した瞬間……ニヤけたよね。
スイッチ一つで、ドヤ顔三割増し。
下地の正体はまさかの…
ちなみに今回の下地材は、なんと「ガラス障子戸のガラス抜き」。
和室の遺産とも言える障子戸、その中のガラスだけ抜いて再利用。SDGsってこういうことか?
「これ下地になるかな…」と一抹の不安はあったけど、結果的には大成功。
まるで職人が“粋”で選んだかのような味わい深さ。いや、実際は「そこが前オーナーの室内入口だっただけ」だけど。
そして、満足の仕上がり
完成した壁を前に、一人でうなずく午後。
「うん、良い感じ。」
いやホント、シンプルに満足。
前よりグッと“家感”が出たし、何より正面から堂々と入れる玄関になったのが嬉しい。





そして次なる戦いへ…
ちなみに、玄関からリビングへつながるドアはまだ未設置。
今はただの“まっすぐ突き抜ける廊下”状態。
でもね、これからちゃんとドアつける予定。
なにせ、DIYは旅だ。完成したと思った次の瞬間に、新たな戦いが待っているのだ。
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