ついに……ついに終わった。
5号物件の屋根塗装、コンプリートである。
「え? 屋根塗装ってそんなに大ごとなの?」と思われるかもしれない。でも、これが人生初の屋根塗装、しかも波板トタンという昭和の香り漂う素材。充分にチャレンジングな内容だ。
正直、屋根に上がるだけでも一苦労だった。私、高所恐怖症まではいかないけれど、人生で一度もクライミングなんてしたことがないタイプの人間である。そんな私が、屋根の上でローラー片手に塗料と戯れる日が来るとは……。
今日はその仕上げ作業。作業時間は約1.5時間。
今回も、頼れるパイセンが手伝ってくれた。パイセンはいつも涼しい顔で「いい運動だね〜」なんて言いながら、屋根をヒョイヒョイと移動していく。私が必死にバランスを取っている横で。
天気は快晴。つまり、暑い。日差しはジリジリ、汗はダラダラ。でも午前中ならまだ耐えられる。これが午後だったら、私は屋根の上で人型オブジェと化していたかもしれない。


さて、塗装の色だが……思ったよりもシルバーが明るかった!
私の頭の中では、もっと渋めのダークシルバー。ビシッと引き締まった、無骨で頼れる職人のような色をイメージしていた。しかし実際は、ちょっとキラッとしすぎていて、まるで新品ロボットみたいなピカピカ具合。
でもまぁ、悪くはない。……いや、良い。うん、良しとしよう!
屋根がピカピカになったことで、建物全体の印象がグッと良くなった。遠目から見ると「あれ? あの家、なんかキレイになってね?」と思わせるだけのインパクトがある。第一印象、大事。
午後は床づくりに挑戦したのだが、それはまた別の物語。こちらもなかなか一筋縄ではいかない内容だったので、続きはまたのブログで。
それにしても、DIYって本当に、毎回筋肉痛と達成感がセットでやってくる。
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