確定申告を終えた。
この一文だけ見ると、なんだか“できる大人”感が漂うが、実態はこうだ。
本業の源泉徴収票が、ようやく発行された。
待ってましたと言わんばかりに、私は確定申告モードへ突入した。
医療費?
うん、まだ全部は把握してない。
でもまあ、冷静に考えて10万円は超えないだろう。
超えない控除を追いかけるほど、暇でもない。
というわけで、さっさと申告してしまおうと決断した。
e-Taxを立ち上げ、ポチポチ入力開始。
毎年思うのだが、これが不思議なもので、
「去年もこんな感じだったな…」
「この画面、見覚えあるな…」
と、記憶が断片的に蘇ってくる。
人間の脳はよくできている。
完全には覚えていないが、完全に忘れてもいない。
そして今年の目玉イベント。
マイナポータル連携。
今年は、これにトライしてみた。
ふるさと納税と証券会社を、マイナポータルに連携。
最初の設定は、確かにちょっとだけ手間。
「え、ここでログイン?」
「またパスワード?」
と、軽く心が折れそうになる。
しかし――
一度やれば、毎年やらなくていい。
そして連携後のe-Tax画面を見て、私は思った。
……あ、これ。
革命だ。
入力項目が、明らかに少ない。
あれこれ転記しなくていい。
ミスの恐怖も減る。
これは声を大にして言いたい。
マイナポータル連携、使ったほうがいい。
不動産活動もそうだが、
「最初だけちょっと面倒」は、だいたい後で自分を助けてくれる。
さて。
すべて入力し終え、送信完了。
あとは、還付金を待つのみだ。
いつ頃だろうか。
数週間後か、はたまた忘れた頃か。
まあいい。
気長に待とう。
どうせ、忘れた頃に――
静かに、確実に、口座に現れるのだから。

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