7号物件、ついに契約完了。
手付金はキッチリ1割。
そして、融資特約はなし。
もし信金の融資が通らなければ、全額自己資金で決済する。
そんな覚悟を詰め込んだ、不退転の契約。
もう、後戻りはできない。
震える手で実印を握り、覚悟を決めて捺印した。
この日のために、勤め人の貴重な半日休暇を取得。
せっかくの平日休み、無駄にはできない。
契約の余韻に浸る間もなく、次のミッションへ。
融資承認後を見据え、必要書類を先回りして集める。
平日にしか動けない、大家としての「活動」の時間。
まずは役所巡りの開幕。
車を走らせ、役場を3箇所ハシゴする。
目的は、固定資産税の納税証明書。
納税証明書、実はオンラインでも請求できるのかもしれない。
ただ、まだそこまで使いこなせていない。
確実性を取って、自ら窓口へ足を運ぶ。
あっちの役場、こっちの役場。
窓口で交付を待つ、独特の静寂。
番号札を見つめながら、自分が下した決断の重みをじっくりと味わう。
続いて、税務署への移動。
ここでは法人税の納税証明書を請求。
会社では一介のサラリーマン。
ここでは一人の法人経営者。
このギャップを噛み締めながら、書類を受け取る。
それにしても、役所仕事は意外と時間がかかる。
時計の針が、想像以上の速さで進んでいく。
車移動のおかげで、幸い体力が限界というわけではない。
でも、精神的な疲労感は確実にあった。
「ただの書類集め」と思っていても、やはり神経を使う。
ふと手帳を見返すと、今日やるべきことはすべて終えていた。
行きたかった場所。
揃えるべき書類。
すべてをやり遂げた、静かな達成感。
正直、疲れた。
でも、これですべて整った。
7号物件という新たな山を登るための、確実な一歩。
自分自身への、心からの「お疲れ様」。
不退転の覚悟が生んだ、重みのある一日。
あとは、信金の吉報を待つのみ。
今夜のビールは、いつもより少し苦くて、でも格別に美味いはず。
サラリーマン大家の戦いは、まだまだこれから。

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