「まともな部屋がない物件」に買付け入れてみた

不動産投資

気になった物件の内見に行ってきた。
「平屋戸建、4戸」と聞いて、ちょっとテンションが上がってた。
「おっ、戸数ある!もしかして高利回り案件??」なんて思いながら現地へ。

しかし、現地に着いて5分後には気づいた。

これは…地雷物件だ。

まず、4戸中2戸は空室。まぁ、ここまではよくある話。
でも、もう1戸、つまり3戸目は「家賃滞納1年」。
管理会社が手をこまねいているのか、大家が放置しているのか…どちらにせよ、入ってるけど入ってないみたいな状態。

つまり、実質入居率25%。4戸中1戸だけが真面目に働いている。

で、空室の1つはドアを開けることができない。
「病院で亡くなられて、まだ整理前です」とのこと。
窓から見えるレベルの残置物ラッシュ
これ、片付けるだけで軽く数十万円はいきそうな予感。

そして、もう1室は…

鍵がない。
いや、内見なのに鍵がないってどういうこと??
担当者いわく「玄関の鍵は紛失されたので…勝手口からどうぞ」とのこと。

とりあえず、気を取り直して部屋の中をチェック。

歩いていて気づいた。
なんか…傾いてない?この家。
気のせいじゃなかった。水平器でもしっかり傾きを確認。

続いて外観チェック。
平屋で、いい感じに昭和レトロな趣がある。

…が、あったよ。見事なクラック!バッキバキ。

まともな部屋、ないじゃん。

なのに――買付けちゃった(ドーンと55%引き)。
一応、「土地値ぐらいで」と口頭で打診。

すると仲介さんからは、
「いまのところ、ちょっと難しいですね〜」との返答。

ああ、やっぱりダメか…。

でも、不思議と諦めがついた。
「これは…買えなくてもいいや」って。

なぜなら、買えたとしても、リフォーム沼・残置物沼・滞納沼の三重苦が待っているから。
もはや不動産という名のデスゲーム。

とはいえ、こういう物件を見に行くと、自分の目利きが試されてる感があって面白い。
そんなワクワクとともに、内見後は5号物件のリフォーム作業へと向かった。

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