障子って、いいよね。
光をやわらかく通して、部屋全体がほわっと明るくなる。
日本の美が詰まった、まさに“暮らしの芸術品”だ。
──でも、ビリッと破れた瞬間に現実へ引き戻される。
あの絶望感ときたら、まるで物件で“雨漏り+シロアリ”が同時に見つかったときレベル。
そこで登場したのが、我が5号物件の新戦力「モニカーボ」。
ポリカーボネート製のパネルで、見た目はスタイリッシュ、性能はタフ。
光を通しつつ強度も抜群──言うなれば「令和の障子」だ。

この素材、実は2号物件で試していた実績あり。
そのときの使い勝手が良すぎて、「いつかまた使おう」と思っていた。
──そして今回、その“リピート発注”がついに実現したわけである。
キッチンとリビングを仕切るこの戸。
人の出入りが多く、しかも光が届きにくい場所。
モニカーボに替えたことで、部屋の明るさが一気に変わった。
半透明の縦筋が光をシャッと拡散して、まるでカフェのパーティションのよう。
サイズは1820×910、価格は約2,500円。
障子紙の約10倍。でも、破れない・長持ち。
つまり「長い目で見れば、むしろ節約かもしれない」。
そして、意外と大事なのが“気配”だ。
完全に見えないわけじゃないけど、うっすら人の存在を感じる。
リビングの明かりが漏れ、子どもの笑い声が届く。
そんなささやかな“気配”が、この家のぬくもりをつくっている気がする。

障子も嫌いじゃない。むしろ好きだ。
ただ、使いどころは考えたい。
古き良きを残しつつ、暮らしの実用性も上げる。
そのちょうど真ん中に立つのが、この“モニカーボ障子”なのだ。
完成後、リビングから眺めると、木枠との相性も抜群。
古民家の趣を残したまま、やさしい光が静かに踊る。
──そう、5号物件は今日もアップデートを続けている。
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