サンダー vs ペンキ跡、勝者はどっち?

6号物件

6号物件の2階の一室、入った瞬間に違和感。
床にドーンと謎の染み。いや、染みじゃない、芸術作品だ。まるでペンキをこぼして乾かした現代アート。

「まあシンナーで拭けば落ちるっしょ」
──甘かった。

シンナーたっぷりでゴシゴシしてもビクともしない。
ゴシゴシどころか、床の方が「やるならもっと本気でこい」と言わんばかり。

ここで秘密兵器サンダー投入。
ガーッ!ガーッ!と削れば確かに落ちる……が、油断した。
同じ場所を時間をかけてじっくり削らないと、全然取れないのだ。

塗料の面積は約2畳分。
2畳分すべてを、サンダーで、同じ場所を、じわじわ、じわじわ。
半日サンダーと踊り続けた結果、腕はパンパン、部屋は粉まみれ、心はポッキリ。

「これは埒が明かない……」

悟りを開いた私は、ついに次のステージへ。
クッションフロアを貼ることに決定。

12mm厚のフローリングも検討したが、段差問題やドアの開閉を想像しただけで速攻ボツ。
そして、お馴染みRESTAでポチッと発注完了。

サンダーとの仁義なき戦いは終結。次は、美しい床を取り戻す番だ。

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