ガレージDIYから町内会まで走り抜けた日曜

5号物件

日曜の今日は、「不動産大家」としての顔と「町内の住人」としての顔を行ったり来たり。なかなか慌ただしい一日になった。

午前中から午後にかけては、5号物件のガレージ作業。昨日ベタベタと塗った塗料が、漆喰のようにドロリと固まっていた。

正直、塗った本人としては「これ、もしかして子供の工作レベルでは…」と不安になったが、ここで救世主・サンダー登場! ブイーンという轟音とともに、ガタガタな表面が少しずつ「まあ、人様に見せてもギリ許されるか?」くらいに変身していく。

DIYの世界は、道具が9割。刷毛での失敗も、サンダーで誤魔化せばそれっぽくなるから不思議だ。

さらに今日は、ガレージ入口の仕上げ。防湿シートを敷き、その上からOSB合板をペタリ。さらにクリア塗装をプラス。仕上がりに思わず一人でニヤついてしまった。これで雨の日も大丈夫だろう。

やりたかった作業はここまでで一区切り。時計を見ると15:30。ギリギリまで頑張った証拠だ。

しかし、ここからが本日の裏イベント(?)。自宅裏の土地売買に伴う測量立ち会いと、境界線確認、そしてサインだ。「隣の土地の境界線に印鑑を押す」というレアなイベントが、大家業ではなく“自宅案件”として発生した。しかも今日はその後に町内会の秋祭り会合が待っている。つまりDIY職人から土地権利者、そして町内の一員へと、めまぐるしく役割を切り替えていかねばならないわけだ。

夕方、測量士さんに案内されながら自宅裏で境界を確認。「ここからここまでが境ですよ」と説明を受け、印鑑をポンッ。なんとも地味だけど、将来的なトラブルを避けるためには超重要な作業だ。これをすっぽかしたら、「あの時サインしてくれなかったせいで!」と数十年後に恨まれるかもしれない。背筋が伸びる思いである。

その後は秋祭りの会合へ。こちらもまた別の意味で責任重大。地域のお祭りは“参加者全員が主役”システムだから、サボるわけにはいかない。ガレージで汗をかき、サンダーで粉まみれになり、境界確認でハンコを押し、最後は祭りの会議で地域のために一肌脱ぐ。なんだかんだで、一日を振り返ると妙に充実しているのだ。

慌ただしかったけれど、意外とこの“雑多さ”こそが大家業の醍醐味なのかもしれない。

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