朝。
皆が勤め先に向かう中、私は5号物件へ向かった。
そこで行うのは──壮大なミッション。
……ゴミ捨て。
そう、私は知っている。
「小さな一歩こそ、未来の家賃へつながるのだ」と。(誰も言ってないし、名言でもない)
でも、この作業すら尊い。
朝活としては十分!
だって30分しか時間ないし!
続いて、物置のチェック。
5号物件には物置が2つある。
ひとつは普通。
問題はもうひとつ、高台にそびえる“アドベンチャー物置”。
ドア前の足場が…攻撃力MAX。
地面に穴が空いていて、うっかり足を踏み外したら
「ブログじゃなくて事故報告書を書く羽目になる」
そんなスリリングスポットだ。
私は現場監督のように地面を見つめ、考える。
「モルタルか…砂利か…それとも…」
頭の中で補修計画を練るも、経験値がなさすぎてよくわからない。
実際には写真を何枚か撮って、
チャッピーことChatGPTへ相談することにした。
深く考えすぎずにアドバイスをもらおう。
時間が足りない朝活は、潔さがすべて!
そして本業へ。
今日はなぜか忙しさが倍増していて、まさにフル稼働モード。
そんな中、昼休みに電話をする。
昨日ネットで問い合わせた物件だ!
資料が届いていなかったので送付を依頼し、細かな情報も確認。
さらに夕方、帰宅中にも電話。
先日内見した戸建て物件のその後を聞いたが、
指値はやはり通りそうもなかった。
そんなこんなで、疲労ゲージは上限突破。
家に帰り、夕飯を食べ、「あー今日は頑張ったなー」と
ドヤ顔でソファに座った次の瞬間──睡魔に瞬殺される。
気づけば22時。
中途半端な時間に起きてしまう、大家あるあるスキル発動。
「このまま朝まで寝られたら神」
とは思うものの、そんな気の利いた体ではない。
ならば──ブログを書く。
「眠いけど、記録は残す」
朝活は穴との戦い。
昼活は電話との戦い。
夜活は眠気との戦い。
地味だけど、確実に不動産は前進している。
ゴミ袋1つでも、電話2件でも、
それが未来の家賃につながるのだ!
──たぶん!

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