カーテンレールを付け替えたら、古家が少しだけ若返った

5号物件

「おお、意外とちゃんとしてるじゃん」

取り付けて一言、思わずつぶやいた。
今回の主役は、2mまで伸びるカーテンレール。いわゆる“のび~るタイプ”である。
購入したときはコンパクトなのに、スルスルッと引き伸ばすと頼もしい。

まずは位置決め。
ビスで固定する部分を左右で等間隔に──これが地味に大事。
慎重にメジャーをあてるこの瞬間だけは、ちょっとした職人の顔になる。

付属のビスで4箇所を固定。
「4本で足りるのか…?」と一瞬ためらったが、インパクトで“ギュイーン”と締めた瞬間、
「おっ、これ、結構しっかりしてるぞ」と手応えがあった。
揺らしてもズレない、ブレない。頼もしい。

そして完成。
窓上の茶色い木枠と白いレールのコントラストが、なんとも良い。
もはや昭和の建具が、ちょっと平成を通り越して令和の香りをまとった感じだ。

DIYって、こういう“地味に効くアップデート”が好きだ。
派手じゃない。でも確実に暮らしを整えてくれる。
ビス4本で固定しただけなのに、部屋が少し凛として見える。
こういう小さな変化が、なんだか嬉しい。

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