浴室外壁、むき出し断熱材をナスコンで包み込む

5号物件

5号物件の浴室まわり。
ずっと気になっていた外壁。
断熱材が剥き出しだ。

雨はほとんど当たらない場所とはいえ、このまま放置は気持ち悪い。
見た目も悪いし、風が吹けばヒラヒラと哀愁漂う。

どう直せば良いかわからないけど──やるしかない。

「よし、直そう」。

とはいえ、今回は本格解体はしない。
あくまで“手早く、見栄えを整える作戦”である。

まずは透湿防水シートを貼って防水層を確保。
この時点で、壁がちょっと安心した顔をしている(ように見える)。

続いて登場するのは、過去の物件で余っていたポリカ波板(ブラウン)。
ビスではなく、今回はトタン釘+ハンマー勝負だ。

カン、カン、カン──
静かな住宅街に響く、DIYの音。
たまに釘が曲がる。
ハンマーが空を切る。
それでも構わない。なぜなら、これが“サラリーマン大家流”だからだ。

コツをつかむ頃には、リズムが出てくる。
「カンッ、トントンッ、カンッ」──気分はすでに棟梁である。

波板がピシッと収まったところで、
仕上げにナスコンの塗料をたっぷりと塗り込む。
これが想像以上に映える。
既存の外壁(同じナスコン)とも自然に溶け込み、
まるで「最初からこうだった」かのような一体感。
浴室の外壁が、ちょっとした作品に見えてきた。

完成後、離れて眺める。
──うん、十分に“勝ち”だ。
断熱材は守られ、壁にはツヤが戻った。
しかもこの作業のために新たな材料は一切購入していない。
すべて余った資材で仕上げた。

DIYって、ほんとコスパ最強の投資だと思う。

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