やらかした「浴室照明取り付けDIY事件」について、赤裸々に語っていこうと思う。
不動産投資をやってると、管理コスト削減のために「自分でできることは自分でやる精神」が芽生えてくるわけだけど…たまにその精神が裏目に出る。今回がまさにそれ。
出勤前30分でサクッと終わるはずが
「浴室照明の取り付け?こんなのパパっと終わるでしょ!」
そう思ったのが運の尽き。意気揚々と工具箱を持って現場入り。もちろん、事前の準備は万端…のはずだった。
購入したのはAmazonで見つけた「浴室灯 1600円」。
安い!激安!送料込みで1600円ポッキリ!レビューは…ちゃんと読んでいないけど「大丈夫っしょ」とポチり。
が、箱を開けてまず固まる。
説明書…が…ない?
まさかの完全ノー説明書仕様。まるでSDGsの最先端でも目指しているのかと思う潔さに、逆に感動すら覚える(覚えない)。
VVFケーブルが合わないだと…!?
とりあえず器具を確認すると、これまた困ったことにVVFケーブルを差し込む穴がない。
通常、最近の照明器具は「ワンタッチ差し込み端子」がついてるのが定番。電気工事士資格さえあれば素人でもスパっと配線できるアレです。
ところが今回の激安照明はというと…
配線剥き出しのタイプだった
まさか、VVFケーブルと接続するために中継コネクタが必要なのか!
いや、それ先に言ってくれ!
偶然手持ちの中継コネクタがあったので良かったけど…。

取り付け位置も自由じゃない
さらに問題発生。
本来は既設のVVFケーブルが出てる真下に照明を固定する予定だったが、この激安照明…土台を横にスライドさせてはめ込むタイプ。結果、土台の設置場所はVVFケーブルの位置から微妙にズラさないとケーブルと接触して設置できなかった。
浴室の天井に穴を開け直そうか3分ほど悩むも、出勤時間が迫っていたのでとりあえず仮設置。
防水も不安
ようやく配線を終え、本体カバーを取り付けようとしたら…
浴室用なのに防水パッキンが頼りない。パッキンってより、ただのゴム板レベル…。
Amazonの商品説明には堂々と「浴室対応」と書いてあったが、本当に信用していいのかは怪しい。(あくまで、個人的な感想。)
もちろん、念のためシリコンでコーキングを増し増し処理する予定だ
なんとか設置完了。そして誓い
結局、仕事帰りに再度物件に向かい、ようやく取付完了。
所要時間は朝30分+夜30分の計1時間。DIYとしては時間は許容範囲だが、精神的ダメージはデカい。
唯一よかった点は…
「明るさだけは良い」
やたら眩しい。電球色なのに、まるで舞台照明。入居者さん、これでお風呂で本も読めます。
でも次は絶対にこの商品は買わないと心に誓った夜だった。
結論:安物買いの手間失い
今回の教訓は一つ。
「安物には手間賃が上乗せされる」
浮いたはずのお金以上に、時間と心労がかかる。
皆さんもAmazon激安品にはくれぐれもご注意を…。
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